8:30　山形空港でレンタカーを借りて出発

約30分

モダンなデザインに驚き！ 擬洋風建築の傑作

霞城（かじょう）公園敷地内にある山形市郷土館は、済生館（さいせいかん）として、県立病院と医学校を併設した施設でした。昭和41年に国の重要文化財に指定され、現在は、山形市郷土館となっています。擬洋風建築の傑作といわれている建物は、中庭をぐるりと囲むように各部屋が配され、現代の感覚から見ても、斬新な色とデザインで驚かされます。内部には、済生館本館の資料をはじめ、医療関係の器具などが展示されています。

約5分

復元された世界はまるで時代劇の世界

本丸一文字門や二の丸東大手門が復元され、在りし日のお城の姿に想像がふくらむ霞城（かじょう）公園。市街地のほぼ中央に位置し、山形駅から歩いて10分弱で到着します。最上義光公の居城だった霞ヶ城跡を整備した公園で、春には約1500本もの桜が咲き競い、市民はもちろん、県内外からも多くのお花見客が訪れる人気の公園です。最近では、映画やCMの撮影スポットとしても人気があり、お侍やお殿様が歩いていても違和感のない世界が広がります。

約5分

国宝「縄文の女神」は必見

国宝に指定されている日本最大の土偶「縄文の女神」を見学できる山形県立博物館。霞城公園の敷地内に位置しています。マンガ『釣りキチ三平 平成版』にも登場する総合博物館で、太古の化石から郷土玩具に至るまで多くの展示を通し、山形について理解を深めることができます。実際に展示されている資料に触れられる体験広場は、子供はもちろん、大人でも楽しめます。

約10分

華やかなりし大正ロマンの世界が広がる

威風堂々とした佇まいが美しい文翔館は、大正5年に建てられた英国近世復興様式のレンガ造りの建物です。昭和59年には、国の重要文化財に指定されています。大正ロマンの香りが随所に感じられる館内は見ごたえもあり、ボランティアガイドの方が楽しく説明してくれます。山形の歴史・文化はもちろん、映画撮影時の裏話などもあり、一層充実した時間が過ごせます。希望の滞在時間を告げると、時間に合わせた案内をしてくれますよ。

約5分

12時頃風流な町家の通りでランチを

市内には馬見ヶ崎川（まみがさきがわ）という大きな川があります。秋には、日本一の芋煮会が開催されることでも有名です。昔この川が、大雨のたびに町内に被害をもたらしたことから、当時の山形城主だった鳥居忠政が、大規模な工事を行い、堰を設け、網目状に水路を作りました。そのうちの一つが、七日町御殿堰再開発商業施設として整備された水の町屋七日町御殿堰です。付近は、カフェやそば処などを併設した和モダンな親水空間となり、せせらぎの中のんびりできるスポットとなっています。

約20分

ショッピングもグルメも大満足

蔵王温泉郷へ向かう前に立ち寄ってショッピングを楽しみましょう。山形の銘酒や銘菓はもちろん、工芸品の他、近県のお土産もそろっているので大変便利です。山形ならではのサクランボやラ・フランス、米沢牛関連のお土産も一気に揃う大型土産店で、フードコートもあるので、たっぷりと時間をとって楽しみたいですね。「コロッケグランプリ」で4年連続受賞している米沢琥珀堂の米沢牛コロッケ（275円）もいただけますよ。

約20分

美容・健康にも！ 強酸性の刺激的な湯をご堪能あれ

蔵王連峰の山形側、標高900mに位置する蔵王温泉郷は、美肌や健康に良いとされる強酸性の温泉が人気で、上湯、川原湯、下湯と呼ばれる共同温泉浴場が点在しています。共同浴場のほかに加盟旅館を周れる、湯めぐり入浴券（2枚で￥1,000）も販売。町歩きの際は、蔵王名物の稲花餅（いがもち）も召し上がってみてくださいね。蔵王温泉宿泊の際には、米沢牛の鉄板焼きやしゃぶしゃぶ、芋煮などを提供している旅館が数多くあるので、気になる宿を探してみてください。

9：00頃出発！

約10分

温泉郷にひっそりと佇む温泉神社で縁結び祈願

蔵王温泉の鎮守様とされる酢川（すかわ）温泉神社。家内安全、厄難消除、縁結びといったご利益があると言われています。温泉街の奥、高湯通りの突き当りから川柳坂と名付けられた200段ほどの石段を登ります。両脇にならぶ石灯篭には、川柳が記されており、読みながら登るとあっという間。

約5分

川沿いの野趣あふれる立ち寄り湯で蔵王温泉を堪能

温泉街の高台、一度川の上流にある立ち寄り湯「蔵王温泉大露天風呂」。道の突き当りに駐車場があり、そこから露天風呂へは階段を下りてむかいます。一度に200人も入れるという、大きく野趣あふれる露天風呂は大人気。男湯、女湯ともに、ぬる湯とあつ湯の2種類の温泉があるので、お好みでどうぞ。例年11月下旬〜翌3月までの冬季は閉鎖されます。

約1時間

天空できらめく神秘の湖を見られたらラッキー!?

エメラルドグリーンの湖面が美しい御釜は、蔵王のシンボルともいえる観光スポットで、蔵王を訪れたら必見です。御釜は、蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、季節により見せる表情も変わります。頂上のレストハウスでは、蔵王名物の玉こんにゃく（150円）や、御釜にちなんだ釜カツ丼（1,200円）が人気。御釜の美しい景色は天気に左右されるため、地上では天気が良くても頂上は荒れているなんてこともしばしば。天気予報をチェックして訪れてください。蔵王エコーラインから、蔵王ハイラインへと続く道は晴れていれば、絶景を楽しめるドライブコースです。

約1時間