9:30頃出発！

約1時間15分

薩摩の小京都、知覧で江戸時代中期の庭園を散策

母ヶ岳の借景が美しい武家屋敷集落は江戸時代中期から現存し、伝統的な枯山水の庭園や琉球文化の影響を受けた生垣等が見事。その歴史的価値から地区内7つの庭園が国の名勝にも指定されています。直径1.5㎞ほどなので、風情を味わいながらゆっくり散策してみましょう。名物の知覧茶とともに、お昼休憩をとるのもおすすめです。公式ウェブサイトから手に入れられる周辺MAPには点在する見どころポイントや駐車場の位置が詳しく載っていますので、訪れる前にぜひ参照してみてください。

約35分

美しい山容を望みながらドライブ

薩摩半島の最南端に位置する開聞岳（かいもんだけ）は連なる山がなく、くっきりと形の整った三角の山が至るところから望めます。その見事な山容から「薩摩富士」とも呼ばれ、指宿のシンボル的存在。日本百名山にも選定されています。指宿に着いたら、山側のルートで雄大な開聞岳の姿を満喫しながら、海岸方面に向かってドライブするのがおすすめです。

約12分

海の向こうに開聞岳の雄姿を望む絶景スポット

薩摩半島の最南端に位置する長崎鼻。ごつごつと溶岩の流れ出た異様な地形に、透き通る海水のコントラストが美しい岬です。弓型の海岸線を辿った先にそびえる開聞岳は圧巻の一言。天気が良ければ、硫黄島や屋久島も見ることができます。また、赤く染まりゆく夕景は息を呑むほどの美しさ。日の入り時刻に合わせて訪れてみるのもいいでしょう。夏はウミガメの産卵地としても有名なことから、浦島太郎伝説発祥の地とも言い伝えられているのだとか。龍宮城をモチーフにした龍宮神社もありますので、そのユニークな参拝方法で願掛けしてみてください。

約10分

熱々の砂に全身包まれて、身も心もほっこり

開聞岳を望む海岸にある、天然の砂むし場を利用した温泉。浴衣に着替えて砂の上にあおむけになると、スタッフが全身にほかほかの砂をかけてくれます。目安の時間は10～15分。目を閉じて波の音に耳を澄ませながら、じわじわと染みる心地良い熱と砂の重みを感じましょう。たっぷりとかいた汗は砂とともに洗い流して併設の温泉でゆったり一息。また、車で5分の距離にある絶景露天風呂、たまて箱温泉とのお得なセット券もあるので、時間に余裕のある方はぜひ両方お楽しみください。

約15分

19:00頃到着

約1時間

8:30頃出発　雄大な桜島と市街地を望む高台の公園でちょっと一息

指宿から鹿児島市内へは1時間半弱の距離ですが、指宿スカイライン（有料道路）を通れば、ところどころに設けられた展望台から錦江湾を眼下に望め、その向こうに桜島も見えてきます。中でも「スカイぱれっと」と名付けられた錦江台展望公園は吊り橋や遊歩道も整備されているので、休憩がてら車を止めて緑の中を散策してみましょう。

約45分

迫り来る桜島の大パノラマを船上から堪能

桜島へは鹿児島港から15分～20分に1本、定期フェリーで結ばれています。車ごと乗船したら、オープンデッキに上がって所要時間約15分の短いクルーズを堪能しましょう。迫り来る桜島のダイナミックな姿に圧倒されること間違いありません。運が良ければ、野生のイルカの群れにも出会えるそうですよ。
なお、鹿児島港11:10発の便のみ、約50分間の桜島港行き「よりみちクルーズ」となっているので、クルーズをより長く楽しみたい方はその時間を狙って、余裕をもって鹿児島港へ向かってくださいね。（公式サイトにて最新情報をご確認ください。）

約3分

桜島の麓、赤褐色のお湯でぽかぽかに温まろう

桜島港から錦江湾沿いに車で数分のところに位置する、全長約100mの足湯。地下1,000ｍより湧出する天然温泉を利用した赤褐色のお湯が自慢です。温泉に入る時間がなくても、足湯なら気軽に楽しめ、身体も温まりますね。目の前には桜島がそびえるという絶好のロケーションで、公園には広い芝生も整備されており、のんびり休憩するのにも最適です。すぐ横の桜島ビジターセンターでは桜島の歴史や火山のメカニズムなどが解説、展示されているので、桜島観光前に知識を深めたい方はぜひ立ち寄ってみてください。

約15分

360度の絶景に囲まれて、桜島の迫力を肌で感じよう

桜島は北岳・南岳の2つの主峰から成る複合火山であり、車で山道を登っていくと、その北岳の4合目、標高373mの地点に360度のパノラマを誇る湯之平展望所があります。桜島で一般の人が入ることのできる最高地点となっており、間近に見える山肌は圧巻。錦江湾を挟んで鹿児島市街地も一望でき、天気が良ければ、北に霧島連山、南は開聞岳まで見えることも。夕日や夜景の人気スポットともなっているので、その時間に合わせて周遊プランの順序を入れ替えるのも一案です。また、展望所の石垣にはハート型の石が全部で7か所、さりげなく埋め込まれているので探してみてくださいね。

約20分

全身に響く活火山～その歴史に思いを巡らせて

約2万6,000年前の誕生から大噴火17回、小さな噴火は毎日のように繰り返され、今日に至る桜島。南岳の麓に位置する有村溶岩展望所は、1914年の大正大噴火によって流れ出た溶岩の上に造られています。今なお活動中の火口に最も近い展望所であり、時には噴火に伴う爆発音が聞こえてくることも。ゴーッという鳴動を感じながら一面に広がる溶岩原を眺めていると、その凄まじさに圧倒されることでしょう。
一方で、黒い溶岩の上に育つクロマツの緑色が美しい景観を作り上げています。

約10分

桜島を別のアングルから~陸路で鹿児島市内へ

もともと完全に島だった桜島は、1914年の大正大噴火で流れ出た溶岩によって東側が陸続きとなり、大隅半島へ車でアクセスできるようになっています。その先、道の駅たるみず湯っ足り館は目の前に桜島を望み、かけ流しの足湯が無料で楽しめるほか、鹿児島の特産品が揃う物産館やレストラン等も併設された人気スポット。そこから鹿児島市内への帰路は錦江湾をぐるっと、様々なアングルから桜島を眺めてみてはいかがでしょうか。

約1時間15分

薩摩の歴史探訪、近代日本を築いた先人たちの業績を追う

鹿児島の歴史を知るならココ、維新ふるさと館。幕末の薩摩や日本、ならびに西郷隆盛や大久保利通など明治維新にまつわる英雄たちのエピソードを映像やゲームを通して楽しく学べます。映像ドラマは「維新への道」(約25分)、「薩摩スチューデント、西へ」(約20分)が交互に上映されますが、席に限りがあるため、事前にウェブサイトで上映スケジュールと予約状況を調べておきましょう。

約15分

美しい市街地の夜景を心行くまで

城山は鹿児島市街地の中心部に位置する標高108mの小高い山。600種以上の温帯・亜熱帯性植物が自生し、遊歩道を散策しながら自然を堪能できます。時間に余裕があれば、周辺に点在する西郷洞窟や西郷終焉の地など、西南戦争にまつわる史跡にも足を延ばしてみましょう。また、見晴らしの良い展望台は市街地と桜島が一望できるだけでなく、気候条件が良ければ霧島や指宿の開聞岳も望める絶景ポイント。特に市街地に明かりが灯る夜景の美しさが有名です。1日の終わりに心行くまで眺めてみては。

5～10分（但し、宿泊施設に車を駐車して徒歩で向かうのがおすすめ）

気になるご当地グルメの宝庫！満腹になるまで食べ歩き

鹿児島最大の繁華街、天文館通りはグルメやショッピングが楽しめる人気スポット。鹿児島といえばの黒豚はトンカツかしゃぶしゃぶで。とんこつが主流の鹿児島ラーメンも締めの一杯にはずせません。天文館へ行けば、どれにしようか迷うほど、多くのご当地グルメに出会えるはずです。満腹になるまで食べ歩きを楽しむも良し、お土産を探すも良し。アーケードは2㎞にも及び、日差しや雨よけ対策としてだけでなく、桜島の降灰からも守ってくれるというから鹿児島らしいですね。

約5分

21:00頃　2日目終了！

約15分

9:00頃出発！ 世界遺産(構成資産)にも選定された広大な名勝をゆったり散策

1万5,000坪の広大な敷地を誇る仙巌園（せんがんえん）は1658年に島津家19代光久によって築かれた島津家の別邸です。錦江湾越しの桜島はもちろん、美しく手入れされた庭園内には見どころが点在し、かつて迎賓館としても使用された御殿等、歴史や文化、自然といった様々な観点から楽しめます。定期的に庭園ガイドツアーも行われているので、参加すれば知識もより深まることでしょう。木々が色づく秋には菊まつりも催され、園内はより華やかに彩られます。また、仙巌園の隣、尚古集成館の建物は日本最古の石造洋式機械工場で、現在は島津家の歴史等を紹介する博物館となっています。庭園との共通入場券になっているので、合わせて覗いてみてくださいね。

約1時間20分

南九州屈指のパワースポット！ 彩豊かな境内で恋愛成就祈願も

老杉の深い緑に覆われ神秘的な空気に包まれた参道を抜けると、姿を現す鮮やかな朱塗りの社殿。もとは6世紀頃、高千穂峰の山頂付近に創建されたという古い歴史をもつ霧島神宮は、霧島山の噴火による消失と再建を繰り返し、約500年前にこの場所に移されました。現在の社殿は1715年に建立されたものです。豪華絢爛な装飾のみならず、春は桜、6月はミヤマキリシマ(ツツジの一種)が境内に咲き誇るほか、秋には紅葉の赤色も映え、四季折々異なる景観を味わえます。晴れた日には展望所から桜島も望めます。縁結びのご利益を求める参拝者も多く、高さ37m、樹齢800年と推定される御神木の大杉はパワースポットとしても人気です。

約5分

清々しい自然に癒されてパワーチャージ！

西日本一の壮大さを誇る霧島神宮の大鳥居前に車を止めて徒歩5分。高さ20mほどの霧島渓谷を散策しに行きましょう。爽やかな清流に沿って一周1,800mと整備された遊歩道は森林セラピーロードとも名付けられ、豪快な滝など多様な自然を満喫できるコースとなっています。また、柱状節理(柱状の割れ目のある岩)や赤松並木といった霧島のジオサイトも気軽に楽しめるので、途中のベンチで一休みしながら、のんびり堪能してみてください。

約35分