縁結びの国島根に到着！

出雲縁結び空港へ到着すると、島根県観光キャラクターの「しまねっこ」がお出迎えしてくれます。利用する方に「いいご縁」が訪れるようにとの願いが込められており、空港内にもたくさんの縁結びスポットがあります。中には内緒のスポットもあるそうなので、到着したら探してみたいですね。また、空港からは、出雲大社をはじめ、松江駅や玉造温泉行きのバスが毎日何便か出ているので、車がなくても安心です。

約40分

待ちに待った縁結びスポット出雲大社へ

縁結びの神・福の神として有名な「出雲大社」は、日本最古の歴史書『古事記』にも記載があるほどの古社。本殿へは、周囲のどこからでも行くことができるのですが、やっぱり正門からの参拝がおすすめです。「出雲大社」と書かれた石碑の横にある大鳥居が正門になり、そこから長い参道が続きます。拝殿で参拝したら、ついに国宝の御本殿へ。そして最後に寄りたいのが、「神楽殿」。ここは、祭典、祈願、結婚式などが行われる場所ですが、正面の日本最大級の大注連縄（おおしめなわ）が見ものです。

約1分

旅の思い出に体験もできるご縁横丁へ

出雲大社を出るとすぐななめ横にあるのがご縁横丁です。ご縁横丁には、9軒のお店が入っており、門前で占いをしたり、ここでしか買えないまがたまや、地元野菜のお漬物屋など出雲の特産品を買ったりできます。また、週末には、和菓子づくりやそば打ち、勾玉づくり、しめ縄づくりなどの体験教室が行われるので、旅行の思い出に参加したいですね。

約6分

出雲の名店でお昼ごはん

お腹が空いたら県内外からお客さんがくるほど人気な「かねや」でおそばを食べましょう。島根県の名物といえば割子そば。出雲の郷土料理で、三枚の割子（わりご）と呼ばれる丸い器に入っていて、三通りの食べ方で楽しめるお蕎麦です。店内には、芸能人やスポーツ選手のサインが並んでおり、人気さがうかがえます。蕎麦好きならぜひとも訪れたいお店です。

約13分

神話の舞台ともなった浜

国譲り神話でも有名な「稲佐の浜」は、真っ白な砂浜と美しい海岸線が続く浜、夏には海水浴場としても楽しめます。また、稲佐の浜の中央に、一際目立つ島「弁天島」も見どころです。今は陸続きとなっている「弁天島」ですが、かつては海の中にあり、橋を渡ってしかいけなかったため島がついているそうです。
※このあと路線バスで日御碕神社に向かう場合は、バス本数少ないためご注意を。稲佐の浜入口13:24発⇒日御碕13:42着（※路線バス時刻は事前に最新の時刻をご確認ください）

約16分

まるで竜宮城？朱の社殿が美しい神社

日が昇る東の伊勢神宮、日が沈む西の日御碕神社。 伊勢神宮が日本の昼を守る神社であり、日御碕神社は夜を守る神社とも言われています。青々とした緑に囲まれた中に、朱色に彩られた社殿はまるで龍宮城のような華やかさです。

約9分

日本一の灯台

海面から灯塔の頭上までの高さが日本一を誇る「出雲日御碕灯台」。真っ白な外壁が美しく「世界の歴史的灯台百選」に、また平成25年には国の登録有形文化財にも選ばれています。灯台下の海側には望遠鏡が置いてあり、季節によってはウミネコの群れを観ることもできます。
※このあと出雲大社方面へ路線バスで戻る場合は、バス本数少ないためご注意を。日御碕灯台15:47発⇒出雲大社連絡所16:10着（※路線バス時刻は事前に最新の時刻をご確認ください）

約2時間

18:00　玉造温泉でゆっくり

玉造温泉までのアクセスとしては、まずは出雲大社周辺から一畑バス（大社線 出雲市駅行）でJR出雲市まで行き、そこからJR山陰本線で玉造温泉に向かう方法が一般的です。JR出雲大社から玉造温泉までの所要時間は、乗り換え時間なども含み1時間20～30分くらい。

9:00　2日目スタート！

約1分

玉造温泉の源泉をお土産に

玉造温泉ですべすべになった翌日は、玉造温泉散策です。玉造温泉の泉質は、高級化粧水レベルといわれており、潤いを与える効果があります。そのお湯を持って帰ることができるのが「湯薬師広場のたらい湯」です。玉造温泉の源泉を自由に汲むことができますし、お持ち帰り専用ボトルの無人販売所まで備え付けられているので、手ぶらで行っても安心です。

約4分

「願い石」で願いが叶う!?

出雲大社の宮司が代替わりする際や天皇が行う神事の際に、こちらの玉作湯神社で祈念した勾玉を奉納するのが習わしになっているといわれる、由緒ある神社「玉作湯神社」。この神社には、願いが叶う「願い石」と「叶い石」というものがあります。まず、社務所で「叶い石」を拝受します。その叶い石を願い石に触れさせながら、願いごとを心の中で唱えると願いが叶うと言われています。

【叶い石】
まずは社務所で「叶い石」を拝受。石・巾着・願い札がセットになっています。中の石を選ぶことはできませんが「石のほうが自分を選んでくれる」のだそうです。

【願い石】
「願い石」にさきほどの叶い石をそっと触れさせながら、心のなかで願いごとを唱えます。

約1時間（乗り継ぎ時間含む）

池で占う縁占いが大人気の神社

八重垣神社には、日本の有名な神話「八岐大蛇（やまたのおろち)」に出てくるスサノオノミコトとクシナダヒメの夫婦がご祭神として祀られています。良縁や子宝に恵まれるスポットとしても有名で、全国からたくさんの人が訪れます。中でも、「鏡の池」でできる縁占いが大人気。①占いで使う紙を授与所で拝受し鏡の池へ向かいます。②占い用紙を池に浮かべ、10円か100円を紙の中心にのせます。③お願いを心の中で1つだけし、紙が沈むのを待ちます。紙が15分以内に沈めば、その縁は早く結ばれ、沈むのに30分以上かかれば、その縁を結ぶには時間がかかると言われています。
※前スポットの玉造温泉から八重垣神社まで路線バスで向かう場合、いったん松江駅へ行き、松江駅から八重垣神社行きのバスに乗車するのが一般的です。比較的本数もあるので松江駅での乗り継ぎ時間を含め1時間～1時間15分程度です。ちなみにタクシーなら16～17分、2,000～2,500円くらいです。

「鏡の池」で占う人気の縁占い

約25分

島根県屈指の宍道湖畔の絶景美術館

山陰最大規模を誇る、宍道湖岬に立つ島根県立美術館。「水」を画題とする絵画などが数多く展示される美術館でもあります。夕方になると、ロビーから夕日へと変わっていく宍道湖を眺めることができ、こちらの眺めも人気のひとつです。外の芝生へと出ると12匹の「宍道湖うさぎ」がいます。「宍道湖うさぎ」のうち、湖から2番目のウサギに西を向きながら触ると、幸せが訪れるという噂もあるそうです。

野外彫刻作品の「宍道湖うさぎ」。湖畔に広がる外の芝生に12羽のうさぎのプロンズ像が並んでいます。

約22分

国宝で、島根県松江市のシンボル

松江城、別名「千鳥城」は、全国で現存する12天守の1つで、2015年に国宝に登録されました。また、日本さくら名所100選、都市景観100選などにも選ばれる注目のスポットでもあります。松江城は、唯一の正統天守閣ともいわれていますが、実は一度国宝だったのに基準が変わり、国の重要文化財となっていました。その理由は歴史的事実がはっきりしないことだったのですが、2枚の祈祷札が発見され、確かに松江城のものであることを立証できたのが国宝になったポイントとも言われています。松江市の多くの方が著名するほど、市に愛されるすばらしいお城に一度はのぼってみてはいかがでしょうか。

12分

松江市内を遊覧船でぐるっと一周

島根県松江市は「水の都」と呼ばれるほどで、城を囲む堀もその一つとなっています。その堀を小船でめぐりながら松江の街を一周することができます。「堀川めぐり」の発着場は松江城周辺に3カ所あり、途中下船もできるので、城下町を効率よく観光したい人にもおすすめ。一日乗車券を買えば、何度でも乗り降りできます。また、松江の街は春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪など四季折々によって景色が変わるので、その変化を小船にのって楽しむのもいいかもしれません。
10月頃～2月頃までは最終遊覧16：00となりますので、その時期に行かれる場合は、先に堀川めぐりを楽しんでから、松江城天守閣へ向かわれるとよいと思います。

35分