9:00頃 スタート！

ロープウェイ山麓駅まで約50分

琵琶湖を望む天空リゾート

乗り捨てプランのあるレンタカーを大津駅周辺で借り、びわ湖バレイロープウェイの山麓駅へ。びわ湖テラスへはここから約5分間の空中散歩でアクセスできます。ぐんぐんと高度を上げるロープウェイの窓からは、眼下に広がる琵琶湖のダイナミックな景色が楽しめます。標高約1,108mの打見山の山頂に広がるテラスエリア「The Main」のテラスカフェでは、ソファーにゆったりと座って滋賀の食材にこだわったお料理やドリンクがいただけます。テラスの遊歩道の先には「恋人の聖地・湖空の鐘」がありますので、こちらにも立ち寄ってみましょう。青い空と青い琵琶湖に真っ白な鐘が映えてフォトジェニックです。

約30分

神秘的な湖中鳥居

琵琶湖に浮かぶ姿が神秘的な白髭神社の湖中鳥居。鳥居の向こうに見えるのは沖島です。「近江の厳島」と呼ばれ、この湖中鳥居があまりにも有名ですが、白髭神社は近江最古の大社で古くから延命長寿の白髭の神様として広く崇敬されています。また地元ではユニークな神事「なる子参り（白髭まつり）」も伝わっています。なる子参りは9月の秋季大祭で、数えで2才の子どもに本名とは違う名前を授け、3日間その名前で呼ぶことによって子どもの無事と延命長寿のご加護がいただけるというものです。白髭神社のご本殿と湖上鳥居の間には国道が走っています。信号や横断歩道はありませんので、渡る際は十分に注意してください。

約40分

水庭に浮かぶような美しい美術館

佐川急便の創業40周年記念事業の一環として守山市に開館した佐川美術館。彫刻の佐藤忠良館、日本画の平山郁夫館、陶芸の樂吉左衛門館など、見どころの充実した美術館です。細かく鑑賞するとかなりボリュームがありますので、好みでどの展示を優先するか決めて見学するといいでしょう。特に樂氏自らが設計に携わった樂吉左衛門館にある茶室は水没する小間と水の中に浮かぶ広間からなり、さまざまな業界のCMにも使われている見ごたえのある建築です。茶室の見学には予約が必要ですが、茶道に興味のある人はもちろん、建築を学ぶ人も多く見学されています。

約30分

琵琶湖が目の前に広がる絶景カフェ

佐川美術館から琵琶湖沿いを走るさざなみ街道で約30分。シャーレ水ヶ浜は、近江八幡市の静かな琵琶湖畔に佇む眺めのいいカフェです。湖岸ギリギリの高台に建つログハウス風のテラス席からは、目の前に広がる穏やかな琵琶湖の景色が楽しめます。コーヒーやソフトドリンクの他、軽食もいただけます。お店の下には小さな浜辺もあり、よりいっそう琵琶湖を近くに感じることができます。週末は混雑しますので、時間に余裕を持って訪れましょう。

約10分

たねやグループのフラッグシップ店

ラ コリーナ近江八幡はデパ地下でもお馴染みの和菓子「たねや」やバームクーヘンの「クラブハリエ」を運営するたねやグループのフラッグシップショップ。自然に囲まれた広大な敷地には、建築家・藤森照信氏デザインの屋根一面が芝生に覆われたメインショップを中心に、カステラショップ、気軽に飲食が楽しめるフードガレージ、菜園などが点在しています。メインショップのたねやではここでしか買えない限定パッケージの商品が並び、クラブハリエでもここだけの「バームクーヘン ラ コリーナ限定パッケージ」を購入できます。メインショップ2階のカフェでクラブハリエの焼き立てほやほやのバームクーヘンセットを楽しみましょう。

約5分

映画のロケ地に使われるスポット

近江商人発祥の地・近江八幡は、八幡山城の城下町として発展した歴史を持ちます。八幡山の麓に日牟禮八幡宮（ひむれはちまんぐう）、その南側に八幡堀をはじめ風情のある町並みが残ります。八幡堀には白壁の土蔵や旧家などが続き、ここ数年は映画のロケも盛んで、「るろうに剣心」やNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の撮影にも登場。かわらミュージアムの近くから和舟で八幡堀をめぐる「八幡堀めぐり」が利用できますので、川の上から歴史ある町並みを眺めてみるのもいいでしょう。また、日牟禮八幡宮の境内には「近江八幡日牟禮ヴィレッジ」という、茶屋やカフェが楽しめるエリアもあります。八幡堀の観光が終わったら、近江八幡駅周辺でレンタカーを乗り捨てしましょう。

JR琵琶湖線「近江八幡駅」から「彦根駅」約15分

18:00頃 宿泊は彦根エリアで

宿泊は彦根駅周辺から彦根城にかけてのホテルがおすすめ。彦根城の前だと、季節によっては桜のライトアップも楽しめます。毎年桜の季節には彦根城のお堀のライトアップを撮影しようと多くのカメラマンで混雑しますが、彼らの多くは日帰り。彦根に宿泊していれば、空いている時間を狙ってゆっくりとライトアップを鑑賞できます。

10:00頃 出発！

約10分

ひこにゃんに毎日会える彦根城

彦根城は姫路城、松本城、犬山城、松江城とともに国宝に指定されています。大河ドラマでも記憶に新しい、井伊直政（直虎の養子）の時代に築城が計画され、着工から築城まで20年の歳月をかけて、直継の時代に完成しました。天守はほぼ創建当時のままの姿で残っています。3層3階という小ぶりな天守ながら、切妻破風（きりづまはふ）、入母屋破風（いりおもやはふ）、唐破風（からはふ）、花頭窓（かとうまど）など、変化に富んだ美しい姿が楽しめます。また、彦根城表門管理事務所では井伊の赤備えにちなんだ赤い紙で書かれた御城印もいただけます。その他、天守だけではなく、彦根城博物館や彦根城お堀巡りなども楽しめます。彦根城域ではひこにゃんが毎日3回登場。会いたい人は彦根城のホームページ又はひこにゃん公式サイトでスケジュールをチェックしておくといいでしょう。

約15分

井伊家の大名庭園

彦根城の北東に位置する池泉回遊式の玄宮園は彦根城とセットで見学しましょう。玄宮園は4代藩主直興の時代に造園された井伊家の大名庭園で、近江八景を模して造られました。園内の築山には鳳翔台という茶室があり、ここでは庭園を鑑賞しながら気軽にお抹茶（薄茶）とお菓子がいただけます。広間からは彦根城が望めます。また、玄宮園では毎年11月中旬から下旬、紅葉の時期にあわせてライトアップも開催。

約15分

城下町をイメージした風情ある通り

地元グルメやお土産を探すなら、彦根城のお堀にかかる京橋を出てすぐの「夢京橋キャッスルロード」がおすすめです。江戸時代の城下町をイメージして作られた石畳の風情ある道路で、左右に並ぶお店は、白壁に黒格子の町家風で統一されています。

約1分

石田三成の佐和山城の正門

夢京橋キャッスルロード沿いにある宗安寺は浄土宗のお寺で、その入り口にある赤門は石田三成の居城・佐和山城大手門を移築されたと伝えられています。また、宗安寺のご本尊の阿弥陀如来立像は鎌倉時代の作で、大阪城で最期を遂げた淀君（茶々）の念持仏（ねんじぶつ）と伝わっています。徳川時代の彦根城のお膝元で、豊臣時代を感じることのできる歴史スポットです

約3分

近江牛のほくほくコロッケ

滋賀県のブランド牛「近江牛」。レストランでステーキやすき焼き、焼肉などでいただくと高いのですが、夢京橋キャッスルロードではリーズナブルにB級グルメとして楽しめます。近江牛を扱い、幅広くレストラン展開している千成亭の夢京橋店では、近江牛や近江牛加工品のお土産だけではなく、気軽に近江牛の味を楽しめるコロッケやメンチカツを店頭で販売。近江牛プレミアムコロッケは近江牛コロッケの倍以上のお値段ですが、その分近江牛の旨味をしっかりと味わうことのができますのでおすすめです。

約1分

近江牛の握りをリーズナブルに

「麺匠 ちゃかぽん」は近江肉うどんのお店ですが、こちらの店頭でもリーズナブルに近江牛を楽しめるグルメが用意されています。いただけるのは近江牛の握り。近江牛トロ握りや近江牛赤身握りなどがエビセンに乗せられて提供されます。お寿司屋さんに入るとこれだけでは済まず予算オーバーになってしまうかもしれませんが、これなら手軽に高級なお寿司をつまめます。

約20分