9:00 スタート！

約1時間

かつて大海原を渡った帆船が当時のままの姿で迎えてくれます

海王丸パークは、かつて商船学校の練習船として、多くの若者を育ててきた帆船が、現役中の姿そのままに展示公開されています。操縦室や船長室、機関室など、普段見ることのない船内を、じっくり見学できますよ。通常は、帆がおろされていますが、春から秋にかけては総帆展帆（帆を張る）の日が、月に1、2度設けられている月もあるので、お出かけの際は、公式サイトのチェックをお忘れなく。

約20分

絶景を見に白亜の館へ

雨晴（あまはらし）海岸は、晴れていれば海越しに3,000m級の山々を眺められるという、世界的にも貴重なスポットです。2018年4月に完成した道の駅「雨晴」は、海岸に立つ姿が客船のような佇まいで、展望デッキから絶景を楽しもうと、多くの人で賑わいます。目の前には氷見（ひみ）線が走り、日に1～3本程度、忍者ハットリくんのラッピング列車も運行します。館内は、海を眺めながらのお食事や、富山の銘菓と共に、道の駅オリジナル商品の買い物も楽しめる立ち寄りスポット。海越しの絶景を見られる確率は、空気が澄む寒い季節の方が高いですよ。

約1時間15分

見どころ満載！胸キュン満点！

能登半島近海に住む魚を中心に、約500種類4万点もの海洋生物を飼育している能登島水族館。コンパクトながら、見ごたえ満点の水族館です。プロジェクションマッピングの常時投影により、海中散歩をしているような臨場感が味わえる海遊回廊や、日本海側最大級と言われる水量1,600tの水槽で、ジンベエザメが悠々と泳ぐ青の世界は、時間を忘れて見とれてしまいます。また、イルカに餌やりができるコーナーもあり、その愛らしさに胸キュンものです。

約30分

16:30頃 名湯で身も心もゆったり

開湯以来1200年の歴史を誇り、海の温泉が湧き出る珍しい和倉温泉（わくらおんせん）。高級旅館が多く立ち並び、明るい雰囲気が漂う温泉街です。町の中心部には、2011年にリニューアルオープンした総湯（そうゆ）もあり、銭湯価格440円という低料金で誰でも気軽に温泉を楽しめます。周辺には、手湯や足湯スポットもあり、温泉に入らずとも名湯を楽しむことができます。夜には大正ロマン漂わせる渡月橋（とげつばし）付近にも、土産店やジェラート店などがあり、そぞろ歩きにぴったりです。

7:30頃出発

1時間10分

迫りくる大迫力の島はまるで軍艦！

「見つけた」というのが名前の由来となった見附島（みつけじま）。弘法大師が、佐渡から能登へと渡る際に発見したとされています。先端部分が突き出た船のような形から、別名「軍艦島」とも呼ばれ親しまれてきました。高さ28mもの大きくそびえ立つ姿は大迫力！踏み石が並べられているので、引き潮の時間帯には、島の近くまで歩いていくこともできます。お出かけの際は、引き潮時間のチェックをお忘れなく。最近では、「えんむすびーち」と呼ばれる恋人の聖地にも認定されています。

約30分

日本三大!?パワースポットに潜入

古くは、出雲の国引きの神話にも登場した神秘の地で、昨今は長野県の分杭峠、山梨県の富士山と並び、日本三大パワースポットの一つとも言われる青の洞窟。岬の展望台スカイバードは、崖から9.5mも突き出ている展望台で、高所恐怖症の方は、足がふるえそうなスポットです。崖の奥から階段や坂を下った先にあるのが青の洞窟で、LEDの青い光で幻想的な雰囲気が演出されています。現在は、どちらも有料（空中展望台＆青の洞窟セットで1,500円）の観光スポットになっています。空中展望台スカイバードの受付建物には、土産物店が併設されています。

約10分

能登半島最先端で180度オーシャンビューの絶景

禄剛崎は、能登半島の最先端に位置し、外浦と内浦との接点にあたる岬で、海から昇る朝日と、海に沈む夕日が、同じ場所で見られることでも有名です。明治時代に造られた白亜の「禄剛埼灯台（ろっこうさき）」がそびえています。どことなくコロンとしたフォルムが愛らしい灯台です。駐車場から灯台がある山の上まで、徒歩8分くらいの急な坂を登るので大変ですが、崖下には「千畳敷」も見えますし、岬からの素晴らしい景色は必見です。

約30分

塩のありがたさを実感

道の駅と博物館を兼ねた施設。日本で唯一受け継がれてきた能登の「揚げ浜式」による、塩づくりの歴史が学べる総合資料館で、ジオラマや映像での解説の他、実際に塩づくりが体験できる体験塩田もあります。約500年前と同じ方法で、現在も作り続けられている塩づくり。海から汲んできた海水を塩田に撒き、乾燥した砂に海水を流します。そうして採取した塩の結晶を、釜で何時間も焚いたあとにろ過するという作業を繰り返します。気の遠くなるような工程に、塩のありがたさを改めて感じてしまうことでしょう。併設されたショップでは、普通の塩との味比べをしながら、購入もできます。

約15分

海岸に続く段々畑、その向こうには水平線へと広がる青い海

日本の棚田百選にも選ばれている輪島市白米町にある棚田です。日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、多くのカレンダーや絵葉書で見かけた方も多いでしょう。水田一面あたりの面積は約18㎡と大変小さく、約4haの範囲に1,000枚ほどの田で構成されているそうです。四季折々の表情を見せる白米千枚田は、日本ならではの美しい風景。千枚田の入り口にある、道の駅千枚田ポケットパークでは、握りたてのおにぎりなど軽食がいただけます。

約15分

年中可能！キリコ祭りの疑似体験

日本遺産にはもちろん、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも二つ星を獲得している輪島キリコ会館。「輪島大祭（能登キリコ祭り）」で使われるキリコを展示、保管する施設です。キリコとは、祭りで担がれる神輿のお供に担がれた大きな奉燈（御神灯）のことで、能登地方独特の大小様々なキリコがあります。館内には、約30基ものキリコが立ち並んでおり、一歩踏み込んだとたん、祭りの世界に誘われます。春から秋にかけては、夜になるともてなし広場のステージで行われる御陣乗太鼓（無料）が、必見です。闇夜に浮かび上がる鬼の面に打ち鳴らされる太鼓の音。迫力のステージに魅了されることでしょう。

約5分

輪島塗の魅力にとりつかれる

100以上の工程をかけて作成される輪島塗は、堅牢優美な器として有名ですが、販売はもちろん、職人の作業見学や模様付け体験ができるスポットが、「輪島工房長屋」に集まっています。本来は、輪島塗の職人や作家をめざして、修行を続けている方々を支援する工房ですが、見学や体験ができるとあって、観光客にも人気のスポットとなっています。

約2分

17:00頃 輪島周辺に宿泊

約5分（宿泊施設により異なる）

8:00頃 地元のお母さんたちの温かさにふれる朝市

全国的にも大規模な朝市で、その歴史は1000年以上。全長360mの朝市通りには、新鮮な魚介や干物、農産物などが並び、元気なお母さんたちとの交流も楽しい朝市です。くちなしで染めた餅菓子のえがらまんじゅう（150円）や、蒸しあわび（時価）など、珍しいものもあるので、どんどんチャレンジしてみましょう。宅配の手配をしてくれるお店もあるので、お土産を買いすぎても安心です。朝市通りを抜けた、いろは橋のたもとには、NHK連続テレビ小説『まれ』で使用されたセットや、能登で撮影された映画の撮影風景写真などが置かれる輪島ドラマ記念館があるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

約20分

どこか懐かしい！間垣で囲われた小さな集落

間垣（まがき）と呼ばれる垣根で集落を囲っている大沢の間垣集落。竹を組んだ垣根で、海からの強い季節風から家々を守ってきました。間垣は、夏は日陰をつくり、冬は冷たい強風を防ぐ機能的なものだそう。この地で、NHK連続テレビ小説『まれ』の撮影が行われました。主人公一家が住んだ家や、神社など、ドラマを観た方には垂涎の地でしょう。観ていない方も、のどかな漁村の風景にほっこりするはずですよ。

約1時間

大自然の力強さに感動！

海に突き出た岩盤が、日本海の荒波によって浸食され洞門となり、今では能登金剛を代表する存在となっている巌門（がんもん）。ぽっかりとあいた穴は、幅6ｍ、高さ15ｍ、奥行き60ｍもあり、洞窟の中を通り抜けることもできます。古来より文人墨客が訪れた名勝地、現代では松本清張の小説『ゼロの焦点』の舞台としても有名で、同名映画のロケ地として記念碑が立てられています。巌門の見学後は、能登金剛センターから、海を眺めながらのランチタイムとしましょう。

約30分

全国的にも有名な縁結びのパワースポット

気多大社（けたたいしゃ）は、縁結びの神様として有名な出雲大社の御祭神・大国主命を祀る神社で、女性雑誌などでも多く取り上げられています。恋愛関係だけでなく、人間関係のご縁も結んでくださるというありがたい神社です。本殿の背後には「入らずの森」と呼ばれる約1万坪の原生林があり、樹齢300年～500年の広葉樹が自生していて神聖な空気に包まれています。

約10分

本当に埋まらない!?ハラハラドキドキ体験

世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができるのが、「千里浜なぎさドライブウェイ」。砂の粒子が細かく、適度に湿気をおび、締め固まっているからこそできる貴重なスポットなのです。ノーマルタイヤでも走れるので、気軽にチャレンジしてみましょう。大丈夫だと安心するまでは、本当にタイヤが砂に埋まってしまわないかドキドキです。昼間は水遊びやバーベキューなど、皆さんそれぞれの楽しみ方をしています。砂の状態によっては、通行禁止になる日もあるので、ご注意ください。