旅のスタートは阿蘇くまもと空港から、レンタカーを借りて出発（10:00頃）

宮崎県にある高千穂ですが、空港からのアクセスは宮崎よりも熊本からの方が近く便利です。

約1時間40分

自然が創り出した渓谷美、高千穂と言ったらこの景色

高千穂峡は、太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まり、それが侵食されてできた峡谷で、高いところでは100ｍもの断崖が約7kmに渡って続いており、国の名勝・天然記念物に指定されています。高千穂峡には片道約1km30分ほどの遊歩道が整備されており、渓谷美を楽しみながら気軽に散策を楽しむことができます。
峡谷内には日本の滝百選に指定されている名瀑「真名井の滝」があり、高千穂を代表する絶景としてあまにりも有名。絶対に外すことのできない観光スポットです。高千穂峡は貸しボートで見学することもでき、ボートから見上げる真名井の滝は迫力満点で、遊歩道から見るのとは違い間近に渓谷を体感できます。ただし非常に人気があるため、週末や夏休み期間などは混雑必死で数時間待ちということもしばしば。時間に余裕がないと難しいですがタイミング合えばぜひ利用してみては。

約15分

神話に興味の無い方でも一度は耳にしたことがあるのでは？

高千穂の観光といえば、やはり神話のふるさとを訪ねる旅。天孫降臨の舞台として知られ、「古事記」や「日本書記」に記されている神々を祀る神社なども数多く存在しています。
天岩戸神社は、太陽の神「天照大神(あまてらすおおみかみ)」がお隠れになった天岩戸（洞窟）を御神体としてお祀りしており、古事記・日本書紀に記される天岩戸神話を伝える神社です。天岩戸神話とは「昔、太陽神である天照大神が、弟の須佐之男命(すさのをのみこと)の乱暴を怒って天の岩戸へ隠れてしまい世界が暗闇に包まれてしまった。困った八百万(やおよろず)の神々が岩戸の前で祭りをすると、楽しそうな声に気になった天照大神が岩を動かしチラリと外を覗いたすきに手力男命(たぢからをのみこと)が岩の扉を開け放ち天照大神に外に出て来てもらった。そして世の中が再び明るく平和な時代に戻った。」といった要約するとこんな伝説で、誰もが一度は聞いたことがある有名な神話のひとつではないでしょうか。
天岩戸神社は岩戸川をはさみ東本宮と西本宮があり、西本宮には御神体である「天岩戸」が祀られていますが、本殿が存在せず、天岩戸を直接拝むための「天岩戸遥拝所（あまのいわとようはいじょ）」が拝殿の裏に設置され、離れたところから天岩戸を拝めるようになっています（※拝観するには社務所にて受付が必要です）。対岸の東本宮には天照大神を主祭神としてお祀りしています。

約15分

高千穂きってのスピリチュアルスポット

天照大神（あまてらすおおみかみ）が岩戸にお隠れになった際、八百万（やおよろず）の神様が集まって、天照大神を出てこさせる方法を相談したとされるのが、この天安河原（あまのやすがわら）。天岩戸神社西本宮から岩戸川に沿って約15分ほど歩くと、河原の一角が洞窟状になった天安河原にたどり着きます。洞窟の奥には、八百万の神々を祭る社があり、参拝者が祈願のために積んでいった無数の石積みが独特の雰囲気を醸し出しており、高千穂の中でも有数のスピリチュアルスポットとして有名です。

約1時間30分

日本一の高さを誇る断崖絶壁

「馬ヶ背」は日向灘（太平洋）に突き出た柱状節理の上に立つ小さな岬で、 岩肌の色が馬の背の栗色をしていることや、 海から見た地形が馬の背のように狭い岩場であることから「馬ヶ背」と呼ばれるようになりました。馬ヶ背展望所からの断崖絶壁は日本一の高さ70mにも及び、福井県の「東尋坊」に勝るとも劣らない圧巻のスケールです。馬ヶ背展望所から遊歩道をさらに先へ2分ほど進むと、岬の先端にある日向岬展望台にたどり着きます。展望台からは目の前の視界を遮るものはなく太平洋の大パノラマが広がっています。

約5分

宮崎県でも有名な恋愛パワースポット

巨大な岩礁が十字の海を形作り上空から見ると十文字に見えることから「クルスの海」と呼ばれています。 クルスとはポルトガル語で「十文字」を意味し、すぐ横にある岩場と合わせると「叶」という文字になることから、ここで祈りを捧げると「願いが叶う」と言い伝えられています。展望台には「願いが叶うクルスの鐘」が設置されており、カップルのデートスポットとしても有名です。

約1時間30分

ご宿泊は宮崎市内にて（18：30～19：00頃到着予定）

宮崎駅の西口から橘通へ向かう駅西側が宮崎市の中心市街地エリアとなっており、ホテルなどは橘通周辺に多く立地しています。県庁から橘通りをはさんで西側の通りが、通称「ニシタチ」（西橘通り）と呼ばれ、1,500件以上の飲食店が立ち並ぶ宮崎市最大の繁華街となっています。（※写真はJR宮崎駅）
宮崎市内にはたくさんのホテルがあり宿泊するには困りませんが、リゾート感を味わいたいのなら、市内中心部から車で約15分、太平洋に面した自然の中のリゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」や車で約30分の青島エリアもおすすめです。

9：00頃出発

約30分

「恋文」始まりの地で幸せの手紙を送ってみませんか？　

青島は奇岩「鬼の洗濯板」が島を囲む、周囲1.5kmほどの小さな島です。青島と青島海岸側とは弥生橋によって結ばれており、「幸せの黄色いポスト」は青島海岸側の橋のふもとにあります。青島神社に祀られている山幸彦（やまさちひこ）と豊玉姫（とよたまひめ）が、恋文を交わしていたと古事記に記されており、そこから恋文の始まりの地とされています。そのような経緯もあって、かつてあった赤いポストを黄色にお色直しして「幸せの黄色いポスト」と名付けられました。ポスト付近にはカメラ台が設置されているので、幸せの黄色いポスト、青島をバックに手軽に写真を撮ることができます。もちろん郵便ポストとして機能していますので、ここから意中の人に手紙を出してみるのもよいかも。

約5分

青島神社で恋愛成就！縁結びのご利益を

周囲1.5kmほどの小さな島の中央に位置し、5000本を超えるビロウ樹や亜熱帯植物に囲まれた神社。日本神話に登場する「海幸彦・山幸彦」の伝説が残されており、恋にまつわる神話が残されていることから縁結びのパワースポットとして知られるようになりました。最近では芸能人の方が青島神社のお守りで良縁をつかんだことでも話題になり、やはりお守りの一番人気は「縁結びのお守り」のようです。青島神社のお守りは種類が豊富で全部で約50種類ほど。縁結び以外にも様々なお守りがあり、ヤシの木が描かれた青いお守りは、読売ジャイアンツの選手が必勝祈願のために持っていることで知られています。かつては新婚旅行のメッカとして、また読売ジャイアンツが春の宮崎キャンプの際優勝祈願で訪れる神社として有名だった青島神社。今では恋愛のパワースポットとして多くの女性から人気を集めています。

約10分

宮崎・日南海岸を代表する風景

宮崎市内中心部から国道220号を南へ、青島を過ぎて日南方面へ2.5kmほど程のところにあるのが堀切峠。さらに1km南下したところに道の駅フェニックスがあります。眼下に広がる太平洋、海岸線に続く鬼の洗濯板、フェニックス並木など、このあたりの景色がまさに日南海岸を代表する風景といえます。ドライブしながらで十分景色を楽しめますが、堀切峠、道の駅フェニックス、どちらにも展望所がありますので、車を停め立ち寄ってみるのもおすすめです。

約25分

モアイ像がお出迎え。海を臨む絶景公園

サンメッセ日南は、世界で唯一、イースター島の長老会から許可を得て復元したモアイ像がある公園です。太平洋をバックにモアイ像が立ち並ぶ姿は、海とのコントラストも相まってまさに絶景です。敷地内にはレストランや動物とふれあえる観光牧場、また斜面に作られたブランコやアート作品はフォトスポットとしても人気です。園内全体を見て回るなら、ラウンドカー（ゴルフ場にある乗用カートのような乗り物）がおすすめです。有料ではありますが、園内はとても広く丘の斜面に広がっているため坂道の上り下りなど意外と大変です。徒歩でも十分見学可能ですが状況に応じて利用してみては。

約10分

青と朱(あか)のコントラストが美しい

日南海岸の断崖絶壁・洞窟内に御本殿が鎮座するという珍しい神社で、縁結、安産、育児、海上安全の神様として古くから親しまれています。なんといっても特筆すべきはそのロケーション。太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端に建ち、本殿の目の前は奇岩、怪礁が連なり太平洋の荒波が打ち寄せるダイナミックな景観。日南海岸を代表する景勝地として人気を集めています。

入れば願いが叶う？運玉で運試し

鵜戸神宮で参拝された人が必ずと言っていいほどやっている運試し、それが運玉投げです。本殿前の断崖絶壁の少し先に亀の形をした霊石亀石（れいせきかめいし）という岩があり、綱で丸く囲っている窪みに向けて運球を投げて見事に入ると願いが叶うと言われています。男性は左手投げ、女性は右手投げという決まりがあり、右利きの男性にとってはかなり高難度ではありますが、ぜひ運試ししてみてください。運玉は5個で100円です。

約50分