世界が注目する絶景も!山口県に行ったら絶対外せない!絶景、自然、歴史など王道観光スポットをめぐる1泊2日モデルコース
海外の有名メディアから火がついた絶景スポットやCMなどで数多く使われているスポットなど、絶景スポットが数多くある山口県。他にも、幕末から明治維新にかけての重要文化財が多く残る観光スポットなど歴史好きにはたまらない観光スポットも。そんな人気急上昇の山口県を1泊2日で満喫するモデルコースをご紹介します。山口宇部空港からスタートして、お帰りは関門海峡を渡り九州へ。門司港のレトロな雰囲気も楽しみつつ北九州空港から戻るコースとなっています。
旅行プラン・モデルコース概要
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1日目
1 山口宇部空港
2 秋芳洞
大自然の造形美!日本最大級の鍾乳洞
秋吉台の地下100mにある日本屈指の大鍾乳洞「秋芳洞」。岩手県の龍泉洞、高知県の龍河洞と並ぶ「日本三大鍾乳洞」の一つであり、国の特別天然記念物に指定されています。洞窟内の約1kmが観光コースとして公開されており、一歩足を踏み入れると、圧倒される程の大空間と長い年月をかけて形成された美しい鍾乳石の景観が広がっています。洞内の温度は年間を通じて17℃で一定しており、夏は天然のクーラーといった感じです。中を進んでいくと最初に現れる「百枚皿」は観光ポスターなどでもよくつかわれる見どころのひとつです。
天井から洞床までつながった高さ約15mの「黄金柱(こがねばしら)」。圧倒的なスケールは秋芳洞のシンボル的存在。 ここからエレベーターで秋吉台へ出ることもでき、上のエレベータ出口からカルスト展望台までは徒歩5分ほど。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 秋芳洞(あきよしどう) |
住所 | 山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2 |
電話番号 | 0837-62-0115 |
アクセス | JR新山口駅からバスで45分「秋芳洞」下車 中国自動車道「美祢東JCT」経由小郡萩道路「秋吉台IC」から車で5分 |
営業期間・時間 | 8:30~17:30 閉洞18:30 ※3月~11月 通常期 8:30~16:30 閉洞17:30 ※12月~2月 閑散期 年中無休 |
料金など | 大人(高校生以上)1,200円、中学生950円、小学生600円 |
平均滞在時間 | 約60~90分 |
約5分
3 秋吉台(秋吉台カルスト展望台)
白い石灰岩と草原の緑のコントラストが美しい
日本最大のカルスト台地「秋吉台国定公園」。展望台からは360度の大パノラマを一望することができ、大草原の中に石灰岩が隆起した白い岩が点在する不思議な光景が広がります。展望台からの眺めとともに、ぜひ秋吉台の中を走る観光道路「カルストロード」を車で走り、雄大なカルスト台地の真ん中をドライブしてみてください。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 秋吉台(秋吉台カルスト展望台) |
住所 | 山口県美祢市秋芳町秋吉秋吉台 |
アクセス | JR新山口駅からバスで45分「秋芳洞」下車から徒歩30分 中国自動車道「美祢東JCT」経由小郡萩道路「秋吉台IC」から車で10分 |
平均滞在時間 | 約20~30分 |
約50分
4 萩城城下町
幕末の面影が残る城下町
旧萩城の外堀から外側に広がる城下町は、白壁となまこ壁や黒板塀の美しい町並みが続き、維新の志士ゆかりの地が点在しています。萩焼のお店や土産物店、古民家を改装したカフェなどもあり、街歩きにもぴったりのエリアです。
江戸時代の町並みが残る萩の城下町を代表する道「菊屋横町」。「日本の道百選」にも選ばれています。美しい白壁となまこ壁がつづく通りには、藩の豪商・菊屋家をはじめ、幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地があります。
幕末期、のちの明治維新の原動力となる志士を多く育てた維新の父吉田松陰を祀る神社が「松陰神社」。境内には、高杉晋作や伊藤博文をはじめ、日本の近代化に重要な役割を果たした多くの門下生が輩出された私塾「松下村塾」もあり、まさに「明治維新がはじまった場所」とも言えます。松下村塾は、2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつとして世界遺産に登録されました。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 萩城城下町 |
住所 | 山口県萩市南古萩町付近 |
アクセス | JR東萩駅から徒歩で20分 中国自動車道美祢東JCTから車で20分 |
平均滞在時間 | 約2~3時間 |
2分
5 萩本陣
萩の街を見渡す絶景の宿
萩の街並みを見渡す高台に建つ、14種類の湯めぐりの宿。裏手の山頂172mの場所にある奥萩展望台の「天空の足湯」からは、萩の街並や海一望の絶景を望むことができます。ホテルから山頂までSL型専用車で10分(約30分間隔で運行)。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 萩本陣 |
住所 | 山口県萩市椿東385-8 |
電話番号 | 0838-22-5252 |
アクセス | JR東萩駅より車で5分 |
関連サイト | 山口県萩市ホテル|萩温泉 源泉の宿|萩本陣公式ホームページ |
2日目
6 萩本陣
9:00頃出発
約60分
7 元乃隅神社
「日本で最も美しい場所31」に選ばれた絶景スポット
日本海を望む断崖絶壁に123基の鳥居が並ぶ元乃隅神社。朱と碧のコントラストが美しい絶景を望むことができます。海にむかって100m以上にわたって並ぶ鳥居のトンネルがパワースポットとしても人気を集めています。また神社敷地内にある高さ約6mの大鳥居の上部には、日本一入れるのが難しいと言われる賽銭箱が設置されており、見事、賽銭を投げ入れることができたら願いごとが叶うと言われています。かつてはここを訪れる観光客は多くありませんでしたが、2015年にアメリカのテレビ局CNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」のひとつとして紹介されたことにより外国人観光客から火が付き、今では山口県を代表する人気の観光スポットとなっています。
※2019年1月1日に「元乃隅神社」と改名されました。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 元乃隅神社(もとのすみじんじゃ) |
住所 | 山口県長門市油谷津黄498 |
平均滞在時間 | 約45~60分 |
約10分
8 東後畑棚田
眼下に日本海を望む「日本の棚田百選」のひとつ
標高およそ350mの中腹から日本海を見渡す斜面に広がる棚田で「日本の棚田100選」にも選ばれています。最も美しく見えるのは水田に水が張られる5~6月頃ですが、この時期以外でも、稲が成長し始め青々とした様子や、刈り取り間近の黄金色に色づいた様子など、海の色のコントラストと合わさり、四季を通して美しい景色を見ることができます。
一番の見ごろは水田に水が張られる5月中旬~6月中旬頃。水鏡の棚田と、夕日が沈む日本海に輝くイカ釣り漁船の無数の漁火が幻想的な雰囲気を醸し出します。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 東後畑棚田(ひがしうしろばた たなだ) |
住所 | 山口県長門市油谷後畑410-1 |
アクセス | ・JR山陰本線「長門古市駅」からタクシーで約20分 ・中国自動車道「美祢IC」下車、国道316・191県道66経由60分 |
平均滞在時間 | 約15~30分 |
約45分
9 角島大橋
紺碧の海と白い橋のコントラスト
2,000年にできた山口県西北にある本州と角島(つのしま)を結ぶ全長1780mの橋。CMや映画でもたびたび登場したことで話題となり、多くの観光客が訪れています。もちろん車で通行することができ、真っ青な海に囲まれる橋を渡っていると、まるで海の上を走っているかのような爽快な気分に。橋の入り口右手の海士ヶ瀬公園や左手の展望台からの眺めも十分きれいですが、写真を撮るなら角島大橋を渡る手前にある側道を少し上ったところがベストポイント。橋を正面から見下ろすことができ、いつもたくさんの人がここからカメラを構えています。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 角島大橋 |
住所 | 山口県下関市豊北町角島 |
アクセス | JR山陰本線特牛駅からバスで15分 JR山陰本線滝部駅からバスで25分 |
平均滞在時間 | 約30~45分 |
約10分
10 角島灯台公園
空高くそびえる角島のシンボル
総御影石造りで白さが際立つ美しい「角島灯台」は日本海側初の洋式灯台で、130年以上経った現在でも、現役で毎日点灯しています。高さ29メートル、上部の展望所からは360度の大パノラマを楽しむことができます。日本の灯台50選にも選ばれていて、角島観光では外せないスポットです。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 角島灯台公園 |
住所 | 山口県下関市豊北町大字角島2343-2 |
電話番号 | 0837- 86-0108 |
アクセス | JR山陰本線特牛駅からバスで33分 |
営業期間・時間 | 5月~9月:9:30~16:30 10月~4月:9:00~16:00 |
料金など | 公園の入園は無料 灯台参観寄付金:中学生以上200円(小学生以下は無料) |
平均滞在時間 | 約30分 |
約1時間30分
11 和布刈第二展望台
関門橋のビュースポット
かつて門司城が築かれていた古城山を整備して造られた和布刈公園にある「めかり第二展望台」。標高50mほどの高台にあり、関門橋を見下ろす人気の絶景スポット。
夜はライトアップされた関門橋など、鮮やかな夜景を一望できます。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 和布刈(めかり)第二展望台 |
住所 | 福岡県北九州市門司区大字門司 |
アクセス | JR門司港駅から西鉄バス和布刈行き「和布刈公園前」バス停より徒歩約10分 |
平均滞在時間 | 約30分 |
12 門司港レトロ地区
大正ロマン漂う、古きよき時代へタイムスリップ
明治の後半から横浜や神戸と並ぶ国際貿易港として栄えた門司港。門司港レトロは、JR門司港駅周辺エリアを中心とした、大正ロマンの雰囲気が漂う観光スポットです。重要文化財の「門司港駅」をはじめ、レトロな建物が立ち並び、雑貨店やカフェ、ミュージアムや美術館など歴史やアートを感じる場所も多く、ゆっくり散策したいエリアです。
大正時代の姿に復元された木造駅舎「門司港駅」。大正3年に建築されたネオ・ルネッサンス様式の駅舎は、1988年に駅舎としては日本で初めて国指定重要文化財に指定されました。現役の駅舎で国指定重要文化財に指定されているのは、門司港駅と東京駅の二つだけです。2012年から約6年半の保存修理工事を経て、2019年3月10日にグランドオープンしました。
大連市との友好都市締結15周年を記念して、かつてロシア帝国が大連市に建築した東清鉄道汽船事務所を、そっくり複製し建築されたものが大連友好記念館(旧国際友好記念図書館)です。1階は中華料理レストラン、2階は中国・東アジアの文献を収蔵した図書館、3階は資料展示室となっていて、クラシックな外観が美しい建物です。
赤レンガが美しいレトロな建物の「旧門司税関」。門司港レトロの歴史的建物群の中で最古の建物です。昭和の初期まで税関庁舎として使われていました。休憩所やカフェ、税関PRコーナーがあります。
地元民がおすすめするグルメが「焼きカレー」。 諸説いろいろありますが、昭和30年代に門司港のとあるお店が、あまったカレーをグラタン風に焼いてみたところ、思いのほか美味しかったためメニュー化したことが始まりと言われています。現在では、門司港エリアで30店舗以上が焼きカレーを提供しており、いろいろな味を楽しめるようになっています。
約40分
13 北九州空港
お疲れさまでした。18:00頃到着
1泊2日の行程で、山口県とちょっとだけ福岡県を満喫するモデルコースはいかがだったでしょうか。山口県にこんな絶景スポットがあったのか!と驚かれた方もいるのではないでしょうか。お帰りの空港は山口宇部空港の方が距離的に近いですが、福岡の門司港エリアもなかなか行けそうで行けない観光スポットなので、ちょっと足を伸ばして北九州空港から帰るパターンがおすすめです。絶景、自然、歴史など、魅力的なスポットがいっぱいの山口県をぜひ旅してみては。
コースマップ
1日目
- 1 山口宇部空港
- 2 秋芳洞
- 3 秋吉台(秋吉台カルスト展望台)
- 4 萩城城下町
- 5 萩本陣
2日目
- 6 萩本陣
- 7 元乃隅神社
- 8 東後畑棚田
- 9 角島大橋
- 10 角島灯台公園
- 11 和布刈第二展望台
- 12 門司港レトロ地区
- 13 北九州空港