旅行プラン・モデルコース概要
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1日目
1 新千歳空港
2 樽前ガロー
60種類以上の苔に包まれた美しき沢
苫小牧と支笏湖の間にそびえる樽前山(たるまえやま)。その山麓に広がる林の中でひっそりたたずむのが苔の沢「樽前ガロー」です。「ガロー」とはアイヌ語で「両岸が切り立った崖」を意味し、約350年前の樽前山噴火によって生まれました。浸食された崖や大小の岩を覆い尽くすのは60種類以上もの苔! 一面緑の世界と沢のせせらぎでマイナスイオンもたっぷり。心もからだも癒やされましょう。なお、ヒグマの生息地にあたるため、早朝や夕方暗くなってからの訪問は控えましょうね。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 樽前ガロー |
住所 | 北海道苫小牧市字樽前 |
電話番号 | 0144-32-6448(苫小牧市役所 観光振興課) |
アクセス | ・車で、千歳市内から約45分 ・車で、苫小牧市内から約30分 |
営業期間・時間 | ※ヒグマ生息地でもあるので朝夕の訪問は控えてください |
平均滞在時間 | 45分 |
関連サイト | 樽前ガロー|苫小牧市観光情報 |
約1時間
3 支笏湖(しこつこ)
抜群の透明度を誇る日本最北の不凍湖
支笏湖は約4万年前に支笏火山の噴火によって生まれた淡水のカルデラ湖。長径約13㎞、短径約5km、周囲約40kmの矩形の湖で、最大深度は約360m、平均深度は約265mもあり、秋田県の田沢湖に次ぐ日本で2番目の深さを誇ります。あまりの深さに厳冬期に湖が結氷せず「日本最北の不凍湖」といわれています。さらにプランクトンなどの微生物がきわめて少ないことから抜群の透明度を誇り、環境省による水質調査で何度も日本一に輝いているほど。湖畔では支笏湖温泉、自然散策、バードウォッチングが楽しめるほか、遊覧船での湖上観光も楽しめますよ。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 支笏湖 |
住所 | 北海道千歳市 支笏湖 |
電話番号 | 0123-25-2404 (支笏湖ビジターセンター) |
アクセス | ・車で、千歳方面からは約35分 ・車で、苫小牧市内からは約30分 |
営業期間・時間 | <支笏湖ビジターセンター> 9:00~17:30(4月~11月) 9:30~16:30(12月~3月) 【休館日】12月~3月は火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
平均滞在時間 | 1時間30分 |
関連サイト | 支笏洞爺国立公園「支笏湖ビジターセンター」 |
約15分
4 苔の回廊
まさに緑の秘境! 圧倒的な苔の世界
支笏湖畔にたたずむ緑のビロードに包まれた渓谷「苔の回廊」。まさに「緑の秘境」で、まるでジブリに出てきそうな神秘的な空間です。こちらも約300年前の樽前山噴火によって生まれ、長い年月風雨にさらされ、浸食とともにおびただしい緑の苔に一面覆われた姿は圧巻です。なお、同じ支笏湖畔にある「苔の洞門」とは異なりますのでご注意ください。「苔の洞門」は過去の台風被害の影響で2020年2月時点で閉鎖中です。なお、「苔の回廊」は「苔の洞門」に対して「楓沢の洞門」とも呼ばれています。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 苔の回廊 |
住所 | 北海道千歳市モラップ |
電話番号 | 0123-24-8818(一般社団法人 千歳観光連盟) |
アクセス | ・車で、千歳市内からは約35分 ・車で、苫小牧市からは約35分 |
営業期間・時間 | ※ヒグマの生息地のため、早朝・夕方の訪問は控えてください |
平均滞在時間 | 1時間30分 |
約1時間15分
5 羊蹄山の湧き水
ミネラル成分たっぷり! カムイワッカの神の水
古代アイヌ族から聖なる山と崇められ、「蝦夷富士」としても名高い「羊蹄山(ようていざん)」。この山がもたらすミネラル豊富な「神の水(カムイワッカ)」の湧き水がタダで飲み放題・汲み放題なのが羊蹄山麓の真狩村(まっかりむら)にある「羊蹄山の湧き水」。1年を通して水温が6.8℃に保たれ、名水百選にも選ばれた湧き水は軟水でまろやか、そのまま飲んでも珈琲やお酒などで割っても、炊飯に使っても味を引き立て抜群に旨いのでぜひ一度お試しあれ。なお、訪問の際には、水を入れる容器を持参してくださいね。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 羊蹄山の湧き水 |
住所 | 北海道虻田(あぶた)郡真狩村社215 |
電話番号 | 0136-45-2736(横内観光農園) |
アクセス | ・車で、千歳市内からは約1時間45分 ・車で、札幌市内からは約1時間35分 |
営業期間・時間 | 通年無休 |
平均滞在時間 | 20分 |
関連サイト | 羊蹄山の湧き水|北海道真狩村 |
約15分
6 ニセコエリア
18:00頃 ニセコエリアに宿泊!
2日目
7 ニセコエリア
8:00頃 出発!
約50分
8 鏡沼
ニセコの穴場の高層湿原! 紅葉シーズンは絶景
羊蹄山の対面にそびえる標高約1,308mのニセコアンヌプリ。今や世界中のスキーヤーやスノーボーダーが訪れるニセコスキー場のある山です。そんなニセコアンヌプリの北東部中腹にたたずむのが高層湿原の「鏡沼(かがみぬま)」。知る人ぞ知る景勝地で、片道40~50分程度で登ることができる手頃なハイキングコースです。特に紅葉シーズン、晴天で風のない日に訪れると、沼に映し出された紅葉と空のリフレクションが最高! 湿原は30分もあれば散策でき、登山客も少なくのんびり過ごせますよ。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 鏡沼 |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町岩尾別 |
電話番号 | 0136-23-3388(倶知安町観光課観光係) |
アクセス | ・札幌市内、千歳市内から車で約2時間30分 ・小樽市内から車で約2時間 |
営業期間・時間 | 5月中旬~10月上旬頃まで |
平均滞在時間 | 45分 |
関連サイト | 鏡沼|北海道倶知安町 |
約30分
9 神仙沼レストハウス
絶品ご当地グルメでランチタイム
ニセコ山系の中でもっとも美しいとされる湿原「神仙沼(しんせんぬま)」。そのハイキングコース入口に設置された神仙沼レストハウスでは、館内で共和町のご当地グルメが楽しめるのでランチタイムにもってこい。2階には写真ギャラリーがあるほか、北海道岩内町にある帆布バッグ・山菜リュックが人気の「村本テント」アイテムも取扱い中。是非自分用にお土産に選んでみては。屋外にはニセコを一望できる絶景展望台もありますよ。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 神仙沼レストハウス |
住所 | 北海道岩内郡共和町前田 道道 66 号線 |
電話番号 | 0135-73-2011(共和町役場産業課商工観光係) |
アクセス | ・車で、札幌市内、千歳市からは約2時間30分 ・車で、小樽市内から約1時間30分 |
営業期間・時間 | 【5月下旬から10月下旬まで】9:00~17:00 ※冬季はニセコパノラマラインが通行止めのため休業 |
平均滞在時間 | 45分 |
関連サイト | 神仙沼自然休養林|北海道共和町 |
約30分
10 神仙沼
ニセコ山系でもっとも美しい神秘の沼
ニセコ山系には数多くの沼が存在しますが、その中でもっとも美しい沼と評されるのが「神仙沼」。標高765mの高層湿原で、昭和3年(1928年)に日本ボーイスカウトの生みの親・下田氏によって発見され、そのあまりの神秘的なたたずまいから「皆が神、仙人の住みたまう所」として命名されたといわれています。総延長1,388mのバリアフリーな木道が整備され、アップダウンもほぼなく片道30分程度の短いコースであることから、子どもからお年寄りまで気軽に楽しめます。秋の紅葉シーズンは特に必見で、黄金の湿原と無風時の沼に映ったリフレクションが絵画のような美しさです。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 神仙沼 |
住所 | 北海道岩内郡共和町前田 神仙沼 |
電話番号 | 0135-73-2011(共和町役場産業課商工観光係) |
アクセス | ・車で、札幌市内、千歳市からは約2時間30分 ・車で、小樽市内から約1時間30分 |
営業期間・時間 | 5月下旬から10月下旬まで ※冬季はニセコパノラマラインが通行止め |
平均滞在時間 | 45分 |
関連サイト | 神仙沼自然休養林|北海道共和町 |
約1時間
11 羊蹄山八幡のビューポイント
美しい「蝦夷富士」をのぞむ
富士山の姿に似ていることから「蝦夷富士」として親しまれる羊蹄山。その美しい山容を見渡せる絶景ビューポイントが羊蹄山麓北西部、倶知安町に位置する八幡ビューポイントです。目の前に広がる田園風景と円錐形の美しいシルエットの調和がすばらしく、ピクニック用のデッキテーブルも設置されています。こちらは、もともと畑側に立っていた電柱を国道側へ移設してまで守られた景観美なんです。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | 羊蹄山八幡のビューポイント |
住所 | 北海道虻田郡倶知安町字八幡 国道276号線沿い |
電話番号 | 011-709-2311(国土交通省北海道開発局 建設部 道路計画課 企画第2係) |
アクセス | ・車で、札幌市内からは約2時間 ・車で、小樽市内からは約1時間20分 |
営業期間・時間 | 通年無休 |
料金など | 無料 |
平均滞在時間 | 15分 |
関連サイト | 八幡駐車場(倶知安町)| 国土交通省北海道開発局 |
約30分
12 ふきだし公園
神の水で入れたアイスコーヒーは最高!
京極町にある「ふきだし公園」もまた羊蹄山の恵みが湧き出るスポット。羊蹄山麓北東部、道の駅が併設された広い公園の敷地内にはモフモフ苔に覆われた美しい池や湧水口があり、霧が立ち込める早朝は息を呑む絶景です。1日に約8万トンもの地下水がコンコンと湧き、水温は一年中6.5℃に保たれ、いつでも名水百選のおいしい水が堪能できます。園内には名水で淹れた美味しいコーヒーやコーヒーゼリー、ご当地グルメも豊富に取り揃え。ぜひドライブの一休みに立ち寄ってみてくださいね。
【観光地・店舗】の基本情報 | |
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名称 | ふきだし公園 |
住所 | 北海道虻田郡京極町字川西81 |
電話番号 | 0136-42-2111(京極町役場企画振興課) |
アクセス | ・車で、札幌市、千歳市内から約2時間 ・車で、小樽市内から約1時間30分 |
営業期間・時間 | 通年無休 |
料金など | 入場無料 |
平均滞在時間 | 45分 |
関連サイト | ふきだし公園|北海道京極町 |
約2時間
13 新千歳空港
18:30頃 レンタカーを返却して復路便へ搭乗
北海道の大自然ともふもふ苔をめぐる旅をご紹介しました。「でっかいどう・北海道」の隠れた魅力、奥深さを少しおわかりいただけたのでは。ぜひ美味しい空気と水、温泉で心もからだもリフレッシュして、最後はご当地グルメで胃袋を潤してみてはいかがですか。
コースマップ
1日目
- 1 新千歳空港
- 2 樽前ガロー
- 3 支笏湖(しこつこ)
- 4 苔の回廊
- 5 羊蹄山の湧き水
- 6 ニセコエリア
2日目
- 7 ニセコエリア
- 8 鏡沼
- 9 神仙沼レストハウス
- 10 神仙沼
- 11 羊蹄山八幡のビューポイント
- 12 ふきだし公園
- 13 新千歳空港